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事業仕分けを傍聴する

オバマ大統領が来日し、鳩山総理との記者会見が行われました。

この風景を見ていて僕は今から15年前の連立政権時クリントン大統領と細川総理みたいにならないかと心配しておりました。

普天間で断固拒否し「成熟した大人の関係」などとのたまえば、またスキャンダルにまみれて失脚するのではと思っていたのです。

細川連立政権ではアメリカの要求を拒否し「大人の関係」とのたまわった瞬間佐川急便疑惑で細川政権は退陣に追い込まれました。

「第7艦隊」発言後、小沢一郎も代表辞任、アメリカ国債を売りたいと言っていた橋本龍太郎は失脚したあと、わけのわからない病気で死亡、古くは中国に近づいた田中角栄も失脚。偶然でしょうが、怖いもんです。

鳩山オバマ会談、本当のところはどうだったのか、それはこれから徐々に明らかになっていくのだと思います。

さて、その鳩山政権の目玉の一つである「事業仕分け」を見に行ってきました。

これ予め抽出された事業をまず、所轄する役所が事業内容の説明をし、そのあと予算を取り仕切る財務省の担当官が「無駄」と説明する。その後、仕分け人たちが「ここ無駄でしょ、天下りでしょ、年収いくらなんですか?補助金の割合が5年間で0.5%しか下がってないじゃないですか」と攻め込んでいくという構図です。

仕分け人たちは予め財務官僚から「無駄」というレクチャーを受けているそうです。

なので聞いていると、大まかには財務官僚の説明と、仕分け人の発言ってほとんど変わらない。仕分け人が財務官僚の言葉をもう少し分かりやすく、極端に通訳している感じです。

つまり、財務官僚にのっかているわけです。財務省は財務省で今まで族議員の抵抗で切れなかった予算をこれを機会にバンバン切っていこうってことです。

この会議を見ていると「切ること」=「善」というイメージだけになってしまっているようで、とても冷静な話し合いがされているとは思えません。

でもこのくらいしないと、のらりくらりとした官僚答弁をビシッと切れないってことなんだとも思います。

「公開処刑」ですから。守る方は大変です。本当に必要な事業も切られかねない。

しかし担当官庁がすべてを必要な事業としてしまって答弁するから、どれが本当に国民のために必要で、どれが自分たちの権益のために必要なものか区別がつかない状態になってしまっている。

本当に必要なものが10としたら、きっといらないものが90位混ざっている。そこで9割削減とかなると、混乱して本当にいるもの10と、いらないもの80を切って、結局いらない10が残るような状態に陥っているような気がします。

まぜこぜにしてしまって自分の足まで食べてしまうタコみたいな状況になっている官僚の姿がありました。

あまり財務官僚に乗ってしまうのもなんだと思いますが、本当に今までひどかったんだなというのは実感します。
なんのための政策なのか | permalink | comments(1) | trackbacks(1)

この記事に対するコメント

いわぢろうさん、傍聴したんですね。私は二日目の第二グループをネットで全部見ました。ツイッターでハッシュタグというのがあってネットで見たたくさんの人がオンタイムで意見をコメントしています。
是非やってなかったツイッターはじめてください。
やってたらアカウント教えてください。
散策 | 2009/11/16 7:06 PM
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